備忘録

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自己紹介と「私の沼」について

今週のお題「私の沼」


はじめまして。

私はテニミュ3rdルドルフキャストさんのファンです。現在の推しについては後ほど詳しく記事にしますので、今回は自己紹介も兼ねてテニミュにハマったころのことを思い出しながら書きたいと思います。


テニスの王子様という作品は中学の頃から好きで、ミュージカルの存在を知ったのは好きになってから3年後くらいでした。始めは、私の王子様は漫画の中にしかいない!と思っていたのに、いつしか映像の中の彼らにも愛着が湧くようになっていました。そんな時、高校の同級生に「ドリライのチケットが余ってるんだけどいかない?」と声をかけられました。テニミュに興味はあったけどチケットの取り方すらわからなかった私は、考えるより先に「行きたい!」と言っていました。

チケットは2連番だったので、中学で同じ部活・同じキャラが好きなお友達を誘いました。ライブ自体がはじめてだったので、マナーやテニミュにおける常識や、出演者の名前などを公演日までドキドキしながら毎日調べていたのを覚えています。

公演自体の記憶は正直あまりないのですが、終始夢の世界にいる感覚で、しばらく現実に帰ってこれなかったように思います。その数ヶ月後にテニミュ本公演があったので、その公演も別の友人を誘って行きました。2バルセンターのチケットでした。はじめてのテニミュ。大好きな戦いが目の前で繰り広げられていて、胸がいっぱいになりました。大学受験を控えていたので、テニミュに行きたい気持ちをずっと抱えながら高校と予備校を往復する日々は辛かったです。

なんとか大学進学した私は、それまで思うように会場に足を運べなかった反動で、過去の自分からは考えられないほどチケットを取ってしまっていました。はじめての遠征はどこへ行ってもとても楽しくて、カンパニー全体への愛着が日々強くなっていきました。

今は3rdシーズンのキャストさんのファンなので2ndシーズンでの思い出は割愛しますが、卒業の時はもう一生心から笑える日は来ないんじゃないかっていうくらい泣きました。2nd卒業の時にはすでに3rdシーズンの公演が決まっていて、感傷に浸る暇もないのか…と正直思いました。3rdお披露目であるTSCPPに2ndのキャストもゲスト出演するということでチケットを取りましたが、新青学のステージを観ながら 私のテニミュはもう終わったんだなあ って漠然と思いました。

3rd不動峰公演はプレビュー初日と大千秋楽のみチケットを取っていて、初日を観て面白かったら増やそう と思っていましたが結果として大千秋楽のチケットは友人に譲ってしまいました。もうわたしはテニモン(ミュージカルテニスの王子様のファン)じゃないんだなあって思いました。

そこからは、セカンドのキャストさんの出演されている舞台やイベントに行きながら、慣れない大学生活に鬱々とする日々でした。リアルの生活が辛くても、オタク活動はすごく楽しかったです。当時特に好きだったキャストさんが2人いたのですが、そのうちの1人はテニス卒業後ほとんど俳優としてのお仕事がなかったので次第に推していくことが辛くなっていました。セカンドシーズンが終わって1年もたたないうちに、私はどちらの俳優さんのお仕事に行かなくなって、学校も楽しくなくて、ひたすらアルバイト先のシフトを埋めていました。仕事をしているうちは何も考えなくて済みましたし、単純にそこで働くことが好きでした。昔は大好きだったアニメも全く追わなくなって、もはや何のオタクでもなくなっていました。アイデンティティがオタクしかなかった私は、このとき完全にアイデンティティを消失していました。ただ寝て起きてご飯を食べるだけの生き物でした。人生で1番つまらなかった数ヶ月でした。そんな時に、テニミュ3rdシーズンの聖ルドルフ学院キャストが発表になりました。2ndシーズンでルドルフ公演と山吹公演が1公演にまとめられたことに憤りを感じていた私は、ルドルフ単体公演にとても喜びました。そして、3rdシーズンになってはじめて、ノムタクがキャスティングされました。7人の聖ルドルフ。ルドルフが1番好きだった私にとって、本当に本当に幸せでした。それでも、とりあえず東京公演と凱旋公演のチケット申し込むかあ くらいにしか考えていませんでした。不動峰公演を観ても3rdにハマらなかった自分は、ルドルフ公演を観てもなにも感じないかもしれない。私のテニミュは2ndで終わってしまったのだと、そう思いました。せっかく本命校の公演なので、同じ学校を好きな人と連番したいと思い、テニミュファンかつルドルフが好きな数少ない友人に連絡を取りました。DVDでは何度も見たけれど、生で観るルドルフははじめてでした。初日を迎えるまですごくドキドキしました。不安と期待は半々くらいでした。結論から言いますと、3rd聖ルドルフは本当に素晴らしく、今もそのキャストさんのおっかけをしています。そのキャストさんについてはまた今度書きますね。

ここまでお目通しありがとうございます。すごく大雑把に書いたので、思い出した箇所があれば随時加筆していきます。乱文失礼いたしました。